2020年6月16日(火)にオンラインにてJAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 2020(以下、JOLA2020)表彰式が開催されました。ファイナリストやその関係者、協賛各社様による限定公開でしたが、新たなファイナリストの誕生を祝う機会となりました。(※当初は3月19日に行う予定でしたが、新型コロナウィルス完成拡大の対応に伴い、オンライン開催となりました)
運営委員長山田俊行(トヨタ白川郷自然学校長)の開会挨拶から、表彰式が始まりました。アワード開催にあたりご協力いただいた各団体やスポンサーの皆様へのお礼とともに、4年目を迎え全国各地から応募があり、アワードの認知度はますますあがってきていること、今回は特にその広がりに注目してほしいこと、このコロナ渦においてますます体験の重要性が注目されていること、「人を育てるのは人である」という信念のもと、引き続き指導者に光を当てるというアワードの趣旨が述べられました。
まずは、前回より創設されたU30賞には細川和朗氏が選出されました。
そして、稲松謙太郎氏/相良育弥氏/ジェフ・ジェンセン氏/登坂由美恵氏/新野和也氏/西島大祐氏/バハラム・イナンル氏/平工顕太郎氏の8名が優秀賞で表彰されました。
その中から、特別賞は2名選出され、稲松謙太郎氏/ジェフ・ジェンセン氏が選ばれました。
大賞の発表では、平工顕太郎氏が大賞を受賞しました。
僕にとってアウトドアは一つのアクティビティではなく、くらしそのものです。流域の文化や地域資源などがどうしたら持続可能になるかどうかを考えてきました。そこを守り育て、経済にもあてはめていかないと持続可能にはならないと考えています。日ごろから「食」の部分で食材を届けていますが、、しゃk鮎はsweetfishとも呼ばれています。川魚の声を拾い集めて、社会に届けていくのが川漁師としての僕の役割です。今回の受賞をこれからも生かしていきたいと思っています。
多岐にわたる分野からご参加いただき、いままでにはない分野からエントリーがあったことも驚きでした。平工さんをはじめ、これからアウトドアを広める役割としてのご活躍を期待しています。
受賞者の皆さん、おめでとうございます。お会いできて大変うれしいです。
1月に最終選考会を行い、今日のファイナリストを選んでいます。今日残られた方は、各地域や分野で独創的な活動をされている方だと認識しています。甲乙つけがたかったのですが、私たちは「独創的創造的か」「システムをつくりだしているか」「指導者の活動が未来にどう影響を及ぼすのか」というポイントにおいて選考したつもりです。みなさんに続く人がどんどん出てきたらいいなと期待しています。
最後に、JOLAを支えてくださっているスポンサーの方々、アドバイザーの方々を紹介し、表彰式を閉じました。表彰式の様子は,Youtubeにて録画がみられます。 オンライン表彰式の様子はこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=BE7ypOa9qTc&feature=youtu.be