JOLA 2017 FINALIST
JOLA 2017 ファイナリスト 高野孝子氏/地域と世界、理論と実践、伝統知と身体知と未来をつなぐ。
4人目のJOLA 2017ファイナリストは、主な活動エリアが新潟のNPO 法人エコプラス 代表理事/早稲田大学教授/立教大学客員教授の高野孝子さんです。
地域と世界、理論と実践、伝統知と身体知と未来をつなぐ。
大学教員として~
深い自然体験をもとにした人生探究の姿勢を、学生たちに身に付けてもらうための学びの場づくりをしています。実社会を目前にした若者たちに、世界を見渡す広い視野と、人類が積み重ねてきた文化伝統歴史を踏まえた持続可能な社会を築く力を身につけてほしい。そのための実践的体験的な学びのプログラムを作り続けています。
エコプラスやRaleigh Japan Societyの代表として~
子どもから高齢者まで、日本人だけでなく日本に住む外国人、海外に住む仲間たちと共に、新しい社会づくりのヒントとなる体験活動を模索しています。南魚沼などの農山村を舞台にした学びのほかに、ミクロネシア連邦ヤップ島での持続可能な社会づくりの活動を、JICAの支援事業として今年度から開始したところです。体験的な学びが社会変革への力となるダイナミクスを実現しようとしています。
-profile-
高野孝子 Takako Takano
NPO 法人エコプラス 代表理事/早稲田大学教授/立教大学客員教授
エジンバラ大学Ph.D。 90年代初めから「人と自然と異文化」をテーマに、地球規模の環境・野外教育プロジェクトの企画運営に取り組む。体験からの学びを重視し、「地域に根ざした教育」の重要性を提唱している。 社会貢献活動に献身する女性7名に向けた「オメガアワード2002」を緒方貞子さんや吉永さゆりさんらと共に受賞。環境ドキュメンタリー映画「地球交響曲第7番」に出演。著書に「野外で変わる子どもたち」(情報センター出版局)ほか多数。