妹尾 望
「本気で遊び、自然に学ぶ!アウトドア体験で未来を拓く」
私の人生は、まさに「アウトドア」と言えるかもしれません。
幼少期はYMCAのキャンプ指導者だった父とともに、沖縄北部「やんばる」で山歩きや川遊び、素潜り、キャンプを満喫。北海道の大地に憧れ進学した帯広畜産大学では、カヌー探検部に所属し、日本各地やニュージーランドの川をカヤックで下り、登山やスキー、キャンプに明け暮れました。在学中にはラフティングガイドやファミリーキャンプのスタッフ、小学校の水辺調査の手伝いを経験。卒業後は北海道でサラリーマンとして北海道各地で自然資源を活かした地域おこしに携わり、アウトドアの可能性を学びました。
しかし、沖縄県民特有の帰郷思考に抗えず、30歳を前にU ターン。祖父の畑を継ぎ、7年間野菜農家として自然と向き合いました。作物の成長、害虫と益虫の関係、天候と向き合う農業は、アウトドアとは違う形で「自然と共に生きること」を教えてくれました。
現在はアウトドアガイドとして、自然の楽しさやリスク、身近な自然の魅力を伝えることをミッションに活動中。アウトドアから得た楽しさ、感動、恐怖、命の大切さ、人との出会い――その学びは無限大です。この価値を次世代に伝えることで、未来が拓かれると信じています。これからもアウトドアを通じた人づくりを、素晴らしい仲間たちと共に続けていきます。
-profile-
妹尾 望 Senoo Nozomu
Wilderness Medical Associates Japan アンバサダー
沖縄生まれ。幼少期から沖縄の自然の中で遊ぶ。北海道の大学でカヌー探検部に所属し、アウトドアライフを満喫。卒業後は札幌で地域振興系コンサルに従事し、その後、脱サラして沖縄で就農。結婚を機に「やんばる」へ移住し、アウトドアガイドの道へ進む。修行を経て「やんばる案内人Tida-Smile」を設立し、自然の楽しさとリスクを伝えながら、多くの人が自然に感謝できる世の中を願い、日々ガイド業に励む。