河野宏樹
幼児からシニアまで活動できる場づくり
児童対象のプログラムとしては、NPOの主催事業として、自然体験活動や放課後児童クラブの運営など年間10~20事業を提供しています。学生対象としては大学での演習での自然体験活動の授業や専門学校で保育士の養成を行っています。大人対象としては主にインタープリターや自然体験活動の指導者養成を年間20事業程度行っています。
人づくりでは「主体性」が重要なキーワードだと考えています。学習者は自分でやりたいことを見つけ出し、それを実践し評価することによってはじめて成長します。そのためには学習プロセスを暖かく見守る「支援者」が必要です。特に幼児の自然体験では「主体性」を伸ばすための「支援」が必要だと考えます。幼児期の子どもは、自然の中に出かけていくと、様々なことが自発的な遊びになります。身近な支援者がそこに在ることによって、子どもたちは自らの主体性を活かし、のびのびと成長することができます。
-profile-
河野宏樹 Hiroki Kono
環境教育事務所Leaf 代表/NPO法人これからの学びネットワーク 理事
1974年生まれ、広島出身。
静岡県にあるホールアース自然学校職員を経て、 2005年に教育事業の企画運営を専門に行なう事業所「環境教育事務所Leaf」を設立。
現在は、学校、企業、自治体、公益法人等との協働を通じて 環境・平和・国際協力・まちづくり・福祉に関する教育事業や、 参加体験型学習のプログラム開発および指導者養成を行なっている。
NPO法人これからの学びネットワーク理事、NPO法人ひろしまジン大学理事も兼務。