さて、私が代表を務める一般財団法人ポジティブアースネイチャースクール(PENS)でには子どもたちの自然体験活動を補助する大学生のボランティアスタッフがいます。
京都、神戸、福岡すべて合わせると100人近い学生が活動をしているのですが、彼らの多くが将来何かしらの教育活動(教員、保育士など)の指導者を目指しており、社会に出る前に、子どもたちと関わる現場を求めて活動をしてくれています。
彼らは子どもと関わるために毎週2時間の研修を受講し、現場に月1回以上出ています。学業、バイトなど忙しい中、時間を作り、活動中は子どもたちと真摯に向き合い、彼らの声を聞き、寄り添い、問題があれば、そのことを自分ごととして捉え一緒に前へ進んでいきます。
そんな学生たちと関わり20年が過ぎようとしています。多くの卒業生を出し、これまでに500人以上の学生が社会に出て自分たちの現場で活躍しています。野外教育の現場で培った感覚を大切に学校、企業、家庭と様々な「場」で人と寄り添い、人を育ててくれています。
そんな社会がどんどん拡がっていく活動を今後も続けていきたいと思います。
-writer紹介-
一般財団法人ポジティブアースネイチャースクール(PENS) http://www.pens-p.com/