星原 貴保
「OCEAN TO ALL を合言葉に人と海の架け橋へ 」
ナチュラルブルーは海を「楽しむ」から得る「支える喜び」を皆で一緒に作っていこうと多様性を持って海を伝え続けるダイビングショップです。2歳~65歳まで老若男女、また様々な身体障がい者たちとユニバーサルに、世界中から地域の人までグローカルに、「海×観光×教育×保全」で生まれる多様な価値を様々な人とシェアしています。観光客へのダイビングサービスから地域の学校教育やグローバルな企業研修、キャンプでは伝統漁体験やサンゴ保全をしたり、オンラインで海洋教育を世界中に発信したりと様々な形で海を伝えています。海が楽しいという感動は国境や年齢を超えて誰しも共通です。感動は人を成長させ、そこには多くの学びがあります。感動し、笑い、夢を抱く事が出来るのは人間だけです。自分が楽しいと思う事を皆と分かち合いたい。人生に海遊びを。そうやって人と海が身近に深く繋がる世界を作りたいです。ツアーは海が作り出すものではなく、人が作るものです。物言わぬ海を解釈して、今まで当たり前に見ていた風景が一瞬にして特別な景色になるように伝える事で、海に対する意識や行動が少し変わっていきます。「人と海の架け橋」となり様々な形で海の体験の価値を高めていけたらと思います。海の体験を沢山の人や社会に必要な価値に繋げて「楽しいだけのもの」から生きる上で「必要なもの」になるように。その橋で「何を繋ぐのか」をこれからも考えて続けていきたいです。
シュノーケリング体験 透明な海はなんでも教えてくれる
サンゴの大切さについて地元の小学校へ出張授業
観光客が来れば来るほど綺麗になるビーチを作ろうと海拾い箱作成設置
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星原 貴保 HOSHIHARA TAKAYASU
株式会社ナチュラルブルー 代表取締役/一般社団法人沖縄県美ら海教育学校 代表理事
東京産まれ。アメリカに渡り大学では海洋生物学を学ぶ。世界一周航海で世界の海を学んだ後沖縄へ。イルカのトレーナー、ダイビングやカヤック、自然ガイドを務め、2008年「ナチュラルブルー」を設立。エグザミナーとして環境に配慮したダイビングインストラクターを数多く輩出。専門学校、大学講師として海の教育を指導。2021年海の自然学校「美ら海学校」設立。持続可能なコミュニティーツーリズム創出に挑戦中。