舟津 宏昭
富士山は まるっとぜんぶが 博物館
私たちは、富士山の存在自体が総合博物館であると考えています。
日本一の山を構成しているモノは、本当に豊かです。数多くの菌類や植物相が作り出す広大な森林とそこに暮らす大小様々な野生生物、礎となっている溶岩とまだまだ豊かではない土壌。人々が積み重ねてきた文化や民俗、畏怖の念を大切にした信仰や憧憬が生み出した美しい芸術など、富士山はあらゆるモノたちで溢れています。
これらはつまり富士山が収蔵している大切な博物資料です。後世の人々にもその価値を損なうことなく楽しんでもらえるように、博物館の持つ「収集」「調査」「保存」「展示」という機能 を使って、まもり続ける一助になりたい。そんな大風呂敷を広げ、子どもたちとのアウトドア活動 を通じて楽しみながら続けたいという願いを込めて、私たちの活動は生まれました。

「たくさんみつけて」
「ていねいに調べて」
「大切にまもり続けて」
「めいっぱい楽しむ」
このコンセプトで富士山の森の中で子どもたちと遊んでいます。溶岩洞穴にも入ります!キャンプもします!森で木を切ったり片付けたりだってします!野生動物の交通事故調査もしています! 汚されたら細かいごみも埋まったごみも全部拾います!もちろん富士山の頂にだって立ちます!!それが結果的に富士山のためになることなら、これからもいっぱい楽しみながら活動して いきます!!

-profile-
舟津 宏昭 Funatsu Hiroaki
NPO法人富士山アウトドアミュージアム 代表理事
1973年北海道小樽市出身。とにかく富士山が大好きな富士山のオジサン。大学在学中に学んだ博 物館学の中に生涯をかけたいものの芽を見つける。修士修了後に富士山を取り巻く環境保全実践 活動に従事して経験を積み、2014年富士山アウトドアミュージアムを始動。大企業の社長から保 育園児まで誰からも呼ばれるフィールドネームは「ふなっちゃん」名刺の裏書は「富士山のよろ ず承ります」
