みなさんこんにちは、三浦雄一郎です。
素晴らしいジャパンアウトドアリーダーズアワードのシステムがスタートできました。
私自身も子どもの頃からアウトドア活動に救われてきました。特に小学校4、5年くらいの頃は不登校に近い状態で、勉強のできも悪い学校も嫌だという感じだったのですが、父親が蔵王の雪山に連れてってくれました。大学の山岳部の冬山合宿に参加しました。学校は嫌い勉強も嫌いというのに、この蔵王の冬山ですっかりスキーを楽しむことを覚え、そして山形から仙台まで山越えして歩き通しました。この経験の後、学校に行ってみたら「こんな小さなところで何をくよくよしていたのだろう」と思えるようになり、急にできたわけではないですが、勉強・学校にも負けないでチャレンジしようという気持ちが生まれてきました。
ある意味では生きる力を育てる、これがホントの意味のアウトドアです。自然の素晴らしさ楽しさと、「心」「命」が躍動するような経験を子どもの頃に何度もすることは、人生を豊かにします。
私自身も子どものスキー教室、アウトドア、山歩きを気が付けば60年以上続けてきました。実際自分の子ども達にもやらせてみたら、子ども達がアウトドアの体験は素晴らしいという事で、今では孫にも100名山歩こうとか、休みのたびに山や海に連れいきます。
子ども達の競争社会、受験戦争を含めた厳しい状況ですが、アウトドアというのが「子どもの心を大きく楽しくそして人生を幸せに生き抜く。」そのためにリーダーがますます必要になっていきます。素晴らしいリーダーが全国各地にたくさんいらっしゃいます。こうした人たちを一人でも多く世の中に知らしめる。その成果がこういった形で評価される。このことがこの世界を大きく広げる素晴らしいアワードになると信じております。
このアワードの成功を祈念していますし、私自身もさらにまた頑張ってみたいと思います。