ジャパンアウトドアリーダーズアワード|Japan Outdoor leaders Award

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JOLA2019

「JOLA 2019」 ファイナリスト9名決定!!!

JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD運営委員会(運営委員長:山田俊行)は、山や川や海や田畑や森林など多様なアウトドアのフィールドで、より良い未来を支える子どもたちを育むリーダーの功績をたたえ表彰する「JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 2019(以下、JOLA 2019)」(応募期間2018年9月23日〜11月23日)で、日本各地から応募され85名のリーダーを審査した結果、ファイナリスト9名を決定しましたので、お知らせします。

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◼JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD/ジャパンアウトドアリーダーズアワードとは

アウトドアのフィールドで活躍する方々の中から、人づくりに取り組んでいる特にすぐれたリーダーに光を当てることで、“アウトドアでの学び”がより身近になり裾野が広がっていくことを目的に表彰するものです。2014年にJOLA運営委員会を立ち上げ、今回が3回目の開催となります。

〈審査基準〉  評価を共有化できるJOLAルーブリックに沿って、審査を行いました。

  1. 適合性 / アワード趣旨との適合・アウトドアフィールド・体験的な学び・継続的
  2. 独自性 / 独自性・キャラクター・イノベーション・教育手法
  3. 社会性 / 範囲・地域団体への波及・社会への影響・メディア発信と影響力と露出
  4. 人づくりの技 / 技術&専門性・対象への関わり・資料や道具のオリジナリティ&場や資源の活用

 

-最終選考風景-

-最終選考風景-

1次審査を通過した応募者の中から、選考委員の星野敏男氏・佐藤初雄氏・曽根原久司氏・高野孝子氏・竹内洋岳氏によって、優秀賞8名とU30部門1名の合わせて9名のファイナリストが選出されました。尚、2019年3月20日の表彰式で、ファイナリストの中から大賞・特別賞・U30賞が発表されます

 

 

◾JOLA 2019 ファイナリスト紹介 ※五十音順

浦田 愛/NPO法人ほしはら山のがっこう 副理事長・事務局長

1972年生まれ。福岡市出身。子ども時代のガールスカウトやジュニアリーダーが野外教育と地域づくりの原点。大学で児童教育を学ぶ。農村に惹かれ移住後、農家に嫁ぐ。「ふるさと」の人々や教育力、居場所機能などに魅了される。2003年廃校をきっかけに地域ぐるみで「ほしはら山のがっこう」を開校。交流宿泊施設の運営、「ふるさと自然体験塾」「夏休み7泊8日キャンプ」などの企画を担当。交流とネットワークによる地域づくりに関わる。

 

片山 誠/一般社団法人72時間サバイバル教育協会 代表理事株式会社ココロ 代表取締役

1971年、大阪府生まれ。関西大学社会学部卒業後に一般企業で平日は営業をしながら週末はガイドをするという生活を8年続けた後、2006年にアウトドアツアーを企画運営する株式会社ココロを設立。ガイド業をしつつ野外教育にも力を入れる。東日本大震災をきっかけに仲間と立ち上げた72時間サバイバル教育協会で2016年から代表理事となり、体験学習を通じた減災教育プログラムの全国普及に向けて活動中。

 

神保 清司/NPO法人千葉自然学校 受託事業部部長 兼 南房総市大房岬自然の家 所長NPO法人海に学ぶ体験活動協議会(CNAC)副代表理事

1976年山形県米沢市出身。まき割り、風呂焚きがある家で育つ。青森大学大学院環境科学研究科を卒業後、ホールアース自然学校に在籍。富士山麓でのエコツアーガイド・家畜動物との里山暮らしを通じて経験を積む。2005年千葉自然学校入職。南房総市大房岬自然の家を拠点に年間18,000人の子供たちを迎え入れながら、地域の資源を活かした持続可能な旅行商品づくりにも積極的に関わる。

 

徳田 真彦/北翔大学 生涯スポーツ学部 講師Wilderness Education Associaton Japan 常任理事

1990年生まれ、愛媛県大洲市の豊かな自然環境の中育つ。大阪体育大学にて野外教育と出会い、その魅力に惹き込まれる。自然の魅力や効果を探るため、大学院に進学。野外技術・研究の能力を高めつつ、活動を行っていく中で学生同士の繋がりが薄い事を課題に感じ、Kansai Outdoor Leaders(KOL)という学生団体を設立。様々な活動実績を積む中で、大学間交流キャンプ・交流スキーの企画に至る。

 

中根 佳江/公益社団法人日本ガールスカウト日本連盟 ガールスカウトトレイナー大阪総合保育大学 非常勤講師

7歳よりガールスカウトに入り、大阪の街中で暮らしながら、毎年野外活動を体験し、大学生から指導者になり、全国キャンプのスタッフやドイツのキャンプへ高校生を引率や、ミャンマーのガールガイド再開後のキャンプスタッフなどを経験。普段は54団の少女たちと町の中の集会や、自然の中での活動を楽しむ。仕事では子ども・保育者の野外活動と表現をキーワードに、保幼小の教員を目指す養成大学の学生や、幼児教育において子どもや先生に指導をしている。

 

萩原・ナバ・裕作/岐阜県立森林文化アカデミー 准教授野外自主保育「森のだんごむし」言い出しっぺ

1971年生まれ。埼玉県大宮市出身。幼少期は虫捕りに明け暮れ、ムツゴロウ(畑正憲さん)に憧れた。大学在学中に小林毅氏に出会い、インタープリターの道へ。その後、野生動物番組制作(オーストラリア&タンザニア)、エコツアーガイド(オーストラリア)を経て、2007年に岐阜県立森林文化アカデミーの教員に。野外自主保育「森のだんごむし」&「みのプレーパーク」言い出しっぺ。

 

原田 順一/NPO法人湘南自然学校 リスクマネジャーSAN~Social Active Network of outdoor education~ 副会長

1978年生まれ。学生時代からキャンプリーダーを始め、冒険教育を学び、2002年から湘南自然学校へ。子どもたちの自然体験活動を企画し、海の活動を担当。人材養成を長年担当し、子どもたちの共感者であるスタッフを育てるべく、人材教育や組織づくりに強い想いを持っている。また、ネットワークを通じて、自然体験活動をより社会に発信するつながりや、その仕組みづくりの構築を目指している。

 

松場 省吾/NPO法人信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ 理事やまたみキッズ登山クラブリーダー

岩手県久慈市出身、長野県に移住して20年、山のガイドと宿のスタッフを兼業し、所属するNPOでやまたみキッズ登山クラブ・ファミリー登山教室のリーダーを担当する。宮沢賢治が教員時代にしていた生徒達との野外実習が目指すところ。子ども達に信州の山の楽しさと、安全登山の普及を伝え続ける。NPO法人信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ理事。

 

宮村 連理/NPO法人緑のダム北相模 副理事長東京学芸大学附属小金井中学校 教諭

東京生まれ。小学生のとき、東京学芸大学「子どものための冒険学校」への参加をきっかけに野外活動に興味を持つ。同大学院在学時に損保ジャパン環境財団(当時)の学生プログラムで活動、公立中学校総合学習の支援などを行い、教員の道へ。2018年より同大附属小金井中学校勤務、同大環境教育研究センター兼任所員。学生時代より同財団が支援する森林NPO緑のダム北相模に参加、2016年より同会副理事長。

 

◾選考委員のご紹介

星野 敏男/明治大学経営学部教授 日本野外教育学会理事長

日本野外教育学会理事長、日本キャンプ協会会長など、さまざまな団体の要職を務める。

キャンプなどの野外教育が専門。とりわけ、指導者の養成に尽力してきており、多くの教え子を排出している。著書に野外教育入門(小学舘)などがある。

 

佐藤 初雄/NPO法人自然体験活動推進協議会 代表理事

NPO法人国際自然大学校理事長。1956年東京生まれ。1983年に国際自然大学校を設立。東京、神奈川、埼玉、栃木、山梨、京都、福岡、沖縄にて自然体験活動を展開。自然体験活動推進協議会代表理事、日本野外教育学会理事などの役職を務めながら、自然体験活動普及のため、全国を奔走している。

著書に「社会問題を解決する自然学校の使命」、共著書に「日本型環境教育の知恵」、「自然学校運営マニュアル」、「野外教育入門」、「子どもと環境教育」など。

 

曽根原  久司/NPO法人えがおつなげて 代表理事

長野県出身。金融機関等の経営コンサルタント等を経て、1995年、東京から山梨の農村地域へ移住。
2001年、NPO法人えがおつなげてを設立。耕作放棄地や森林資源といった農村資源の活用を、三菱地所グループなど多数の企業との連携で行うことによって、農村の活性化に取り組んでいる。
現在は、全国の農村地域の活性化の支援などの活動を、総務省地域力創造アドバイザー等として取り組んでいる。また2014年、世界をリードするソーシャル・アントレプレナーとして、アショカフェローに選出される。

表彰 日経ソーシャルイニシアチブ大賞 大賞 (H26年度)/日本経済新聞社
日本農業賞大賞受賞 食の架け橋の部(H25年度)日本放送協会・全国農業協同組合中央会など多数
著書 『日本の田舎は宝の山』(日本経済新聞出版社)
『農村起業家になる—地域資源を宝に変える6つの鉄則—』(日本経済新聞出版社)

 

高野 孝子/NPO法人エコプラス 代表理事・早稲田大学教授・立教大学客員教授

エジンバラ大学Ph.D。90年代初めから「人と自然と異文化」をテーマに、地球規模の環境・野外教育プロジェクトの企画運営に取り組む。体験からの学びを重視し、地域に根ざした教育」の重要性を提唱している。社会貢献活動に献身する女性7名に向けた「オメガアワード2002」を緒方貞子さんや吉永さゆりさんらと共に受賞。環境ドキュメンタリー映画「地球交響曲第7番」に出演。

著書に「野外で変わる子どもたち」(情報センター出版局)ほか多数。

 

竹内 洋岳/プロ登山家

登山好きな祖父の影響を受け、幼少より登山とスキーに親しむ。高校、大学で山岳部に所属し登山の経験を積み、20歳で初めてヒマラヤの8000m峰での登山を経験。1995年にマカルー(8463m)東稜下部初登攀より頂上に立ち、1996年には、エベレスト(8848m)とK2(8611m)の連続登頂に成功し活動をヒマラヤに集中させていく。2001年からは、ドイツ人クライマー、ラルフ・ドゥイモビッツや、オーストリア人女性クライマー、ガリンダ・カールセンブラウナーをメインパートナーとし、各国のクライマーと少人数の国際隊を組み、酸素やシェルパを使用せず、アルパインスタイルを積極的に取り入れた速攻登山で複数の8000m峰を継続する登山スタイルを取り入れる。2007年にパキスタンのガッシャブルムII峰(8034m)で雪崩に巻き込まれ、腰椎破裂骨折の重傷を負い、生命の危機に陥ったが、各国登山隊のレスキューで奇跡的に生還をした。もはや登山への復帰は絶望的とも言われたが、手術、リハビリにより、わずか1年後には、事故のあったガッシャブルムII峰へ再び挑み登頂に成功した姿は多くの賞賛を受けた。2012年5月には世界に14座ある8000m峰全14座の内14座目となるダウラギリへの登頂を果たし、日本人初となる8000m峰14座完全登頂という偉業を達成した。2002年に結婚。二児の父親の顔も持つ。

 

【大賞・特別賞・U30賞が発表!!!】JOLA 2019表彰式

名称:JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 2019

主催:JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 運営委員会

後援:農林水産省、文部科学省、国土交通省、環境省、独立行政法人国立青少年教育振興機構、一般財団法人全国山の日協議会、一般社団法人日本環境教育学会、日本野外教育学会

日時:2019年3月20日(木)15時開場 15時30分開始

会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟 国際会議室

備考:招待状をお持ちのかたのみご出席いただけます。

 

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