ジャパンアウトドアリーダーズアワード|Japan Outdoor leaders Award

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「JOLA 2018」 ファイナリスト8名決定!!!

JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD運営委員会(運営委員長:山田俊行)は、山や川や海や田畑や森林など多様なアウトドアのフィールドで、より良い未来を支える子どもたちを育むリーダーの功績をたたえ表彰する「JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 2018(以下、JOLA 2018)」(応募期間2017年9月23日〜11月23日)で、日本各地から応募され77名のリーダーを審査した結果、ファイナリスト8名を決定しましたので、お知らせします。

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◼JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD/ジャパンアウトドアリーダーズアワードとは

アウトドアのフィールドで活躍する方々の中から、人づくりに取り組んでいる特にすぐれたリーダーに光を当てることで、“アウトドアでの学び”がより身近になり裾野が広がっていくことを目的に表彰するものです。2014年にJOLA運営委員会を立ち上げ、今回が2回目の開催となります。

〈審査基準〉  評価を共有化できるJOLAルーブリックに沿って、審査を行いました。

  1. 適合性 / アワード趣旨との適合・アウトドアフィールド・体験的な学び・継続的
  2. 独自性 / 独自性・キャラクター・イノベーション・教育手法
  3. 社会性 / 範囲・地域団体への波及・社会への影響・メディア発信と影響力と露出
  4. 人づくりの技 / 技術&専門性・対象への関わり・資料や道具のオリジナリティ&場や資源の活用
最終選考風景

-最終選考風景-

 

1次審査・2次審査を通過した応募者の中から選考委員の星野敏男氏・佐藤初雄氏・曽根原久司氏・高野孝子氏・竹内洋岳氏によって8名のファイナリストを選出いただきました。尚、2018年4月12日の表彰式で、ファイナリストの中から大賞及び特別賞が発表されます

 

 

◾JOLA 2018 ファイナリスト紹介 ※五十音順

浅井 智子/森のわらべ多治見園 園長母と子の幸せ応援団~ひなたぼっこ~代表

名古屋市立保育短期大学卒業後、公立保育園の保育士として勤める。その後、我が子を愛知県春日井市の森のようちえんで育てながら、スタッフとして関わる。その経験をもとに、多治見市にて岐阜県初の森のようちえん『自然育児 森のわらべ多治見園』を立ち上げる。森のようちえん全国ネットワークの初代運営委員を務めながら、森のようちえんの普及活動を全国で展開。2016年には、『母と子の幸せ応援団~ひなたぼっこ~』を立ち上げ、自然育児&勇気づけ子育てを提唱中。

 

大津 愛梨/O2Farm共同代表NPO法人田舎のヒロインズ理事長

1974年ドイツ生まれ、東京育ち。慶応大学環境情報学部を卒業した後、熊本出身の夫と結婚し、共にミュンヘン工科大学(ドイツ)に留学して、修士課程を修了。2003年から夫の郷里である南阿蘇で就農し、無農薬米などの栽培に取り組む。2014年にNPO法人田舎のヒロインズ理事長に就任。農業、農村の新しい価値について発信や活動を続けている4児の母。『日経ウーマン』の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008 リーダー部門」受賞。『オーライニッポン』「ライフスタイル賞」を受賞(2009年)。FAO(国連食糧農業機関)アジア地域事務所より「模範農業者賞」を受賞(2017年)。

 

小倉 宏樹/よみたん自然学校 代表

1972年生まれ。神戸市出身。少年期のボーイスカウトが野外教育の出発点。東京大学法学部在学時は国際政治に興味を持つが、子どもキャンプのリーダー経験をきっかけに、教育が社会をより良くしていくとの想いを強く持つ。沖縄のNPO法人で研修生をしながら環境教育の手法や組織マネジメントを学んだ後、2004年よみたん自然学校を開校。日常の体験に意味があると赤瓦の古民家を学び舎に、3年保育「幼児の学校」、フリースクール「小学部」の平日学校事業を主軸に、週末イベント&長期休暇キャンプ事業、「ちんすこうづくり体験」の観光事業を行う。

 

小林 政文/ホールアース自然学校沖縄校がじゅまる自然学校 代表・一般社団法人沖縄体験観光協会会長・NPO法人沖縄県カヤック・カヌー協会理事・NPO法人沖縄エコツーリズム推進協議会企画検討委員及び特別研究員

1978年静岡県富士宮市生まれ。2005年からホールアース自然学校へ。2005年9月からがじゅまる自然学校で活動。名護市内・真喜屋地域での自然体験・環境教育・環境保全の実践を大切にしながら、主に沖縄県内・離島各地にて、プロデューサーやファシリテーターとして持続可能な地域づくりや人材育成、体験観光プログラム開発に関わる。沖縄県内の自治体・関係団体・異業種の活動にも積極的に関わり、社会貢献を目指している。

 

中田 無双/北都留森林組合参事・森林インストラクター・NPO多摩源流こすげ副代表理事

1967年東京生まれ。2002年4月にIターンとして都会と山村の両方の目(価値観)を持つ技能職員として山梨県の北都留森林組合へ就職。指導係として森林経営計画策定、測量、森林・林業体験教室事務局など歴任し、現在は森林組合経営責任者の参事として経営理念『森を中心とした持続可能な流域循環型社会の実現』と全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に組合員、山村地域社会の進歩発展に貢献できる森林組合経営を目指している。

 

堀 直也/エコサーファー代表

1977年生まれ。神奈川県横須賀市出身。5人家族(8・6・4歳の子供)の父親。東海大学海洋学部卒業。2011年に神奈川県藤沢市から伊豆半島最南端の南伊豆町へ家族で移住し、数々の自然体験を展開。東京都杉並区の小学生を対象に年間約4,000名の移動教室のチーフガイド、母校である東海大学海洋学部環境社会学科の「海の環境教育実習」の特別講師も務める(※2011~2016年の5年間)。また、海をキレイにするビーチグラスの地域通貨”ビーチマネー”の事務局長も10年以上兼務。

 

三森 典彰/(株)BiotopGuild代表取締役・Forestthree代表・東京環境工科専門学校非常勤講師

「僕が一番活きる活動の場ってどこなんだ?」という自身への問いに、都会っ子でありながら自然環境の保全や再生のプロを目指した自分が一番説得力を持つのは、都会の自然環境の保全・再生とそれらを活かした都会の人向けの環境教育や体験学習だ!と思い立つ。現在は(株)BiotopGuildの代表として、“ビオトープ”という概念を用いながら、主に都市部の自然環境にまつわる仕事に従事。自然に興味がない人にも日常の中で楽しみながら自然や生きものに目を向けてもらえる仕掛けづくりをモットーとしている。

 

吉元 美穂/NPO法人登別自然活動支援組織モモンガくらぶ 事務局長

様々な野生生物の息吹を感じられる森、透き通りブルーにかがやく清流、市街地からアクセスがよい自然の入り口に位置したくつろげる拠点。数多くの方々が自然を存分に満喫し、人と人との交流が生まれる。私が所属するモモンガくらぶは、0歳児からアクティブシニアまで誰もが参加できる場をつくり、また利用する側だけでなく提供する側としても活躍できる場を用意しています。ひとづくりの取り組みは、日々の活動の中でいつもいくつも発生するような仕掛けがあります。体験を通じた気づき、人との関わり合いの中で生じる気づき、その瞬間に立ち会わせてもらっているのが私の仕事です。

 

◾選考委員のご紹介

左より、竹内洋岳氏、佐藤初雄氏、星野敏男氏、高野孝子氏、曽根原久司氏。

左より、竹内洋岳氏、佐藤初雄氏、星野敏男氏、高野孝子氏、曽根原久司氏。

 

星野 敏男/明治大学経営学部教授 日本野外教育学会理事長

日本野外教育学会理事長、日本キャンプ協会会長など、さまざまな団体の要職を務める。

キャンプなどの野外教育が専門。とりわけ、指導者の養成に尽力してきており、多くの教え子を排出している。著書に野外教育入門(小学舘)などがある。

 

佐藤 初雄/NPO法人自然体験活動推進協議会 代表理事

NPO法人国際自然大学校理事長。1956年東京生まれ。1983年に国際自然大学校を設立。東京、神奈川、埼玉、栃木、山梨、京都、福岡、沖縄にて自然体験活動を展開。自然体験活動推進協議会代表理事、日本野外教育学会理事などの役職を務めながら、自然体験活動普及のため、全国を奔走している。

著書に「社会問題を解決する自然学校の使命」、共著書に「日本型環境教育の知恵」、「自然学校運営マニュアル」、「野外教育入門」、「子どもと環境教育」など。

 

曽根原  久司/NPO法人えがおつなげて 代表理事

長野県出身。金融機関等の経営コンサルタント等を経て、1995年、東京から山梨の農村地域へ移住。
2001年、NPO法人えがおつなげてを設立。耕作放棄地や森林資源といった農村資源の活用を、三菱地所グループなど多数の企業との連携で行うことによって、農村の活性化に取り組んでいる。
現在は、全国の農村地域の活性化の支援などの活動を、総務省地域力創造アドバイザー等として取り組んでいる。また2014年、世界をリードするソーシャル・アントレプレナーとして、アショカフェローに選出される。

表彰 日経ソーシャルイニシアチブ大賞 大賞 (H26年度)/日本経済新聞社
日本農業賞大賞受賞 食の架け橋の部(H25年度)日本放送協会・全国農業協同組合中央会など多数
著書 『日本の田舎は宝の山』(日本経済新聞出版社)
『農村起業家になる—地域資源を宝に変える6つの鉄則—』(日本経済新聞出版社)

 

高野 孝子/NPO法人エコプラス 代表理事・早稲田大学教授・立教大学客員教授

エジンバラ大学Ph.D。90年代初めから「人と自然と異文化」をテーマに、地球規模の環境・野外教育プロジェクトの企画運営に取り組む。体験からの学びを重視し、地域に根ざした教育」の重要性を提唱している。社会貢献活動に献身する女性7名に向けた「オメガアワード2002」を緒方貞子さんや吉永さゆりさんらと共に受賞。環境ドキュメンタリー映画「地球交響曲第7番」に出演。

著書に「野外で変わる子どもたち」(情報センター出版局)ほか多数。

 

竹内 洋岳/プロ登山家

登山好きな祖父の影響を受け、幼少より登山とスキーに親しむ。高校、大学で山岳部に所属し登山の経験を積み、20歳で初めてヒマラヤの8000m峰での登山を経験。1995年にマカルー(8463m)東稜下部初登攀より頂上に立ち、1996年には、エベレスト(8848m)とK2(8611m)の連続登頂に成功し活動をヒマラヤに集中させていく。2001年からは、ドイツ人クライマー、ラルフ・ドゥイモビッツや、オーストリア人女性クライマー、ガリンダ・カールセンブラウナーをメインパートナーとし、各国のクライマーと少人数の国際隊を組み、酸素やシェルパを使用せず、アルパインスタイルを積極的に取り入れた速攻登山で複数の8000m峰を継続する登山スタイルを取り入れる。2007年にパキスタンのガッシャブルムII峰(8034m)で雪崩に巻き込まれ、腰椎破裂骨折の重傷を負い、生命の危機に陥ったが、各国登山隊のレスキューで奇跡的に生還をした。もはや登山への復帰は絶望的とも言われたが、手術、リハビリにより、わずか1年後には、事故のあったガッシャブルムII峰へ再び挑み登頂に成功した姿は多くの賞賛を受けた。2012年5月には世界に14座ある8000m峰全14座の内14座目となるダウラギリへの登頂を果たし、日本人初となる8000m峰14座完全登頂という偉業を達成した。2002年に結婚。二児の父親の顔も持つ。

 

【大賞及び特別賞が発表!!!】JOLA 2018表彰式

名称:JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 2018

主催:JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 運営委員会

後援:国土交通省、農林水産省、環境省、一般財団法人全国山の日協議会、一般社団法人日本環境教育学会、日本野外教育学会

日時:2018年4月12日(木)15時開場 15時30分開始

会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟 国際会議室

備考:招待状をお持ちのかたのみご出席いただけます。

 

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